健康関連の資格を調べてみた

学び

「健康リテラシーを高めたい!」そう思っても健康に関する情報って本当にたくさんあり過ぎて、情報に振り回されることも多いものです。

最近健康についての書籍を読んでいてふとこんなことが頭をよぎりました。

 

健康について専門的に学べるところってどっかないかな?

毎日学校に通ったりはできないけど、しっかり勉強できるところがあるといいんだけどな...

そうだ、健康に関する資格って何かないかな?

資格の勉強をすることで健康に関する知識を習得できていいんだけどな

「健康」というとお医者さんというイメージがありますが、広く一般の人に健康に関する知識を広めるとなると日ごろ診察に忙しい医師ではなかなか難しいような気がします。

もしかしたらそのような立場を目指せる資格が何かあるかもしれない。

そんな思いから早速調べてみました。

 

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Googleで「健康 資格」で検索をかけてみた

何かあるといいなあとちょっとドキドキしながら検索をかけてみたところ、いくつかの資格が出てきました。

 

  • 健康管理士
  • 健康管理能力検定
  • 健康マスター検定
  • 健康運動指導士
  • 健康予防管理専門士

ちょっと調べてみただけでもざっとこんな感じです。

このほかにもマニアックなネーミングの資格がたくさんありました。

そちらの方まで範囲を広げてしまうと調べるのが大変なので、今回は検索上位に表示されていた資格にのみフォーカスしてみます。

 

健康管理士

健康管理士とはどんな資格なのか

 

健康管理士一般指導員は、生活習慣病をはじめ栄養、運動、ストレス、環境など健康管理に必要な知識を体系的に学び、人間らしい健康で明るい生活を営むことのできる知識と意識の確立を目指します。

「健康管理士」公式HP内動画より引用

いきなり『健康管理士一般指導員』という言葉があらわれましたが、健康管理士には一般指導員と上級指導員の2種類があります。

まず最初に一般指導員の資格を取得し、スキルアップすることで上級指導員への道が開けるかたちになっています。

健康について広く体系的に学べる資格なので、社員教育に取り入れている会社や大学等の養成指定校の数も増えており、社会的な評価もとても高いことが分かります。

資格を取得した人はスキルアップのための各種講座やセミナーに参加することができます。

健康情報は、医療の発展とともに日々更新されていくものですので、自分の知識をアップデートしていくことはとても重要なことだと思っています。

継続的なスキルアップのためにもこのようなサポート体制が充実していることはとても魅力を感じます。

 

健康管理士の運営団体は?

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会という団体が運営しています。

日本成人病予防協会とは東京都の医師会に所属する有志の先生方によって健康社会の実現を目指して設立されました。予防医学の普及、啓発のために健康管理士一般指導員の資格認定と教育事業を開始し、現在はNPOの認証を受け、さまざまなセミナーの開催、イベントへの参加、講演活動など、中央省庁と連携をとりながらさらなる充実を図っています。
 

健康管理士の受験資格は?

試験日の1ヵ月前までに「健康管理士一般指導員受験対策講座」を修了された方、または健康管理士一般指導員養成校として登録されている学校指定のカリキュラムを修了された方が受験可能となります。

健康管理士公式HPより引用

 

健康管理士の資格取得までにかかる費用は?

通信講座受講料66,000円(税込)

 ※厚生労働省の教育訓練給付金の対象です。

 

受験料

 2019年12月までの試験 … 5,500円(税込)
 2020年  1月以降の試験 … 6,600円(税込)

 

健康管理士の合格率は?

  受講講座   合格率
 通信講座受講生   約70%
 養成講座及び合格対策講座受講生    95%

>「健康管理士」公式HPはこちら

 

 

 

健康管理能力検定

健康管理能力検定とはどんな資格なのか

運営団体は健康管理士と同じく特定非営利活動法人 日本成人病予防協会です。

生活リズムや体内リズムの働きや仕組みについての知識を体系的に身に付けることができ、人間らしい健康で美しく明るい生活を営むことのできる知識と意識の確立を目指します。

「健康管理能力検定」公式HP内動画より引用

こちらは1級から3級まであり、上で紹介した健康管理士一般指導員の試験に合格すれば、こちらの健康管理能力検定の最難関である1級が自動的に同時取得できます。(※注意あり)

どうせなら健康管理士一般指導員試験に挑戦したいので調査はここまで。(※注意あり)

「健康管理能力検定」公式HPはこちら

※2020年1月25日追記

2020年10月20日以降、健康管理能力検定1級の合格基準が引き上げられることになり、健康管理士一般指導員と健康管理能力検定1級の取り扱いが改定されます。

簡単にいうと、2020年10月20日以降は、健康管理士一般指導員に合格できても、健康管理能力検定1級に不合格となる場合があります。

 

日本健康マスター検定

日本健康マスター検定とはどんな資格なの?

特定の疾病や健康テーマだけでなく、全般的な健康を体系的にカバーする、「健康リテラシー」をはかる検定です。

日本医師会が協力、健康・医療分野のオーソリティが監修する公式テキストは、信頼性の高い“正しい健康知識” の拠りどころとなっています。

テキストや検定問題の執筆・作成を担当するのは、NHK 「きょうの健康」など健康番組に精通した専門家集団。だから、日々の生活や仕事に役立つ健康知識 ・ノウハウを楽しく学べます。

単なる健康知識にとどまらず、必要な健康情報を得たり、情報の真偽を見極めたりするスキルも身につきます。

日本健康マスター検定試験公式HPより引用

でました、泣く子も黙る(?)日本医師会が監修している公式テキスト。

それだけでとっても興味が湧きます。

NHKのような公共放送でも活躍している専門家集団、いいですねえ。

俄然興味が湧いてきます。

 

日本健康マスター検定の運営団体は?

一般社団法人 日本健康生活推進協会

協会理念

当法人は、“健康長寿社会”“生涯現役社会”の実現に向け、自分のため、仕事のため、地域のために、健康づくりや疾病予防に関する必要な知識、ノウハウを身につける機会を広く提供し、国民全体の健康リテラシーを高め、健康人材づくりに貢献する。

日本健康マスター公式HPより引用

 

日本健康マスター検定の受験資格は?

特になし

 

日本健康マスター検定の資格取得までにかかる費用は?

公式テキスト      2,900円(税抜)

受験料

 ベーシック・コース  5,000円(税込)

 エキスパート・コース 8,000円(税込)

 

日本健康マスター検定の合格率は?

 ベーシック・コース  70~80%

 エキスパート・コース 50~60%

 

>健康マスター検定試験公式HPはこちら

 

健康運動指導士

健康運動指導士とはどんな資格なの?

健康運動指導士とは、保健医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成及び実践指導計画の調整等を行う役割を担う者をいいます。

「健康運動指導士」公式HPより引用

 

健康運動指導士の運営団体は?

公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

ここまで読んで今回の僕の目的とはちょっとずれることが分かったのでこれ以上は調べませんでした。

「健康運動指導士」公式HPはこちら

 

健康予防管理専門士

健康予防管理専門士とはどんな資格なの?

「健康予防管理専門士」は、健康の保持と増進を進める具体的な方法など、健康予防管理・指導の専門知識や専門技術を身につけ、その推進及び普及を役割とし、企業や団体において、社員・職員や家族に対し指導やカウンセリングを行ないます。また自治体等と協力して、地域住民の健康維持・増進に向けた指導を行 なうなど、ボランティア活動に活かすこともできる認定資格です。

「健康予防管理専門士」公式HPより引用

 

健康予防管理専門士の運営団体は?

一般財団法人 職業技能振興会

一般社団法人 総合ケア推進協議会

 

健康予防管理専門士の受験資格は?

なし

 

健康予防管理専門士の取得までにかかる費用は?

「健康予防管理専門士試験公式テキスト」 2,000円+税

受験料 一般 7,000円  学生4,000円 (学生は大学生・専門学校生・高校生が対象です)

 

健康予防管理専門士の合格率は?

43.5%(第1回~第18回 2010年7月~2018年12月累計)

合格者数1,668名(第1回~第18回 2010年7月~2018年12月累計)

>健康管理予防専門士公式HPはこちら

 

まとめ

健康に関する資格についてざっくり調べてみた結果、とても興味深い資格がいくつか見つかりました。

これは嬉しい発見でした。

できればこの中からいくつかチャレンジしてみたいなと思いました。

このあたりの話はまた後日ということで。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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