今回は携帯電話のポイント失効する前にポイントと引き換えに手に入れた超激安アクションカムの話を記したいと思います。
動画に付いて全く期待していなかったものの、撮影した動画を見てあまりの映りの良さにびっくりしました。
最近のアクションカムは安物でも意外に良く映るんですね。
携帯電話の失効間際のポイントで手に入れたアクションカム
携帯電話の関係で7月31日で失効するポイントが3000円ちょっとあったので、ポイントと引き換えにアクションカム(アクションカメラ)を頼んでみました。
飲食料品を選んでも良かったんですが、それもちょっとありきたりなので他に何か面白いものがないかなーと思いながら探していたらこのアクションカムが目に入りました。
毎朝のサイクリングの動画でも撮れたら面白そうだなと思いましたが、3,000円台前半のアクションカメラですから大きな期待はしていませんでした。
届いた商品はあやしさ満点
商品が届いたので早速開封しました。
早速今朝のサイクリングで使ってみたところ、安いわりに映りの素晴らしさにびっくりしました。
動画撮影用のこのような商品ではGoProとかOsmo actionとかが有名ですが、どちらも4~5万円近くするので今まで購入意欲が湧いたことはありませんでした。
このパッケージ、正直「ほんまかいな!」。いかにもといった感じの胡散臭さを感じました。
裏面です。
Made in China
日本語なし
ますます胡散臭い。
ちなみに最初届いた状態では防水ハウジングケースに入っていましたが、このハウジングケースを開けるのに苦労しました。
説明書を読んでも開けることができずネットで調べたところ、YouTubeに開け方がアップされていました。
YouTubeでは他にも同じような筐体のものが多数存在することが分かりました。
機器やたくさん入っているアタッチメント類の使い方もさっぱり分かりませんでしたが、こちらも説明書を読む前にyoutubeで知ることができました。
こんなに小さくて軽いです。(重さ59g)
まるでおもちゃです。
説明書はこんな感じです。
字が小さくて老眼では厳しい^^;
製造元は分かりませんでしたが、企画販売元はきちんと明記があり、保証書も付いていました。
4K動画が撮影されることを売りにしているようですが、4Kの場合は30fpsしかありません。
30fpsということは1秒あたり30コマです。
これより滑らかな動きが可能な60fpsを使いたい。
720Pの120fpsも気になりますが、画面の小ささがちょっと気になります。
1080Pの60fpsを使用することにしました。
サイクリングでアクションカムを使用
箱の中に入っていたアタッチメントを使って自転車に取り付けてみました。
この状態で動画を撮影することにします。
出発前に動画が映る範囲をきちんと調整し、録画が開始されたのを確認してから出発しました。
走行中、何度かきちんと録画されているか確認しました。
録画されているときに画面に表示される赤いカウンターがとにかく見づらいです。
液晶画面が表示されているので大丈夫だろうと思ってそのまま走っていました。
サイクリングで撮影した動画の美しさに感動 1080P60fps
サイクリングから戻るとアクションカムからマイクロSDカードを取り出してパソコンに取り込みテレビに映し出してみました。
えっ!ええー!!
僕は動画の画質についてあまり詳しくありませんが、テレビに映し出された動画はとても綺麗で正直驚きました。
普段から高画質動画に目が慣れている方は物足りなさを感じるとは思いますが、全く期待せずに録画した者からしたらびっくりするくらい綺麗でした。
720P 120fpsは1080P 60fpsに比べて映像が微妙
60fpsで撮影した動画に感激したので120fpsの動画にも興味が湧き、翌日に720P120fpsで撮影してきました。
撮影した動画をテレビ画面に映し出して見てみました。
元々の画面が小さいものを拡大してテレビに映し出された感じになるのでしょうか?
1080P60fpsに比べて画面全体の揺れがとても気になりました。
安物なので手振れ補正などついてはいませんし、1080P60fpsでも絶えず画面が揺れているのですが、720P120fpsに比べてまだマシな印象です。
一緒に見てくれた方も1080P60fpsの方が見やすいと言っていました。
できれば比較動画もアップしたいのですが、まだやり方が分からずこんな中途半端で申し訳ないです。
安物のくせにホワイトバランスや彩度などの設定もあるので、機会があればこちらも試してみたいと思います。
激安アクションカム盛大に吹っ飛び地面に叩きつけられても壊れなかった話
2019年8月6日追記 アクションカム使用開始から4日目
本日はアクションカムの落下試験を行ないました。
というのは冗談で、いつものようにロードバイクで時速25キロくらいで走行中に、大きな段差の衝撃でアクションカムがアタッチメントから外れて思いっきり吹っ飛びました。
まるでおもちゃのようにコーン!コン!コン!コン!と軽い音でよく弾みました。
落ちた瞬間いくつかのパーツに分かれて飛び散ったので、”あー、壊れちゃったかー、儚い夢だったなあ”と感慨に耽りながら自転車を止めて吹っ飛んだ部品を探しました。
この衝撃で前面の黒いカバーとレンズ周りに付いている丸い部品が外れて吹っ飛びました。
細かい部品は道路上の見えるところにありましたが、本体の黒い箱が草むらの奥に逃げていったためなかなか見つからず苦労しましたがようやく発見。
(本体の色が黒でなくて白とか赤だったらすぐ見つかったでしょう^^;)
バラバラになった3つの部品を拾い集めて破損状況を確認してみたところ、なんとレンズも裏の液晶画面も無事でした。
割れた部品もなく普通に元通りの姿に戻すことができました。
地面との衝突で本体の角に傷が付いただけで他は綺麗なままでした。
電源ボタンを押すと普通に電源が入りました。
落下の衝撃で録画は中断されているようでしたので、録画ボタンを押すとなんと普通に録画がスタートしました。
家に帰って映像を確認してみると、落下した時の映像は再生不可となっていました。
おそらく異常終了となったためでしょう。
ですが、その前後の動画はしっかり見れました。
落下した後に撮った動画も全く問題なく普通に綺麗に撮れていました。
ただし、日付が1月1日に戻ってましたけど。
あれだけ盛大に吹っ飛んで地面との衝撃も相当だったと思いますが壊れなかったのは凄いです。
落ち方もよかったのでしょう。
こんな過酷な状況も軽く乗り越えた安物アクションカムに愛おしさすら感じます。
明日からもまた使い続けます。
フルHD(1080P 60fps)のフル充電からの撮影可能時間を実測
(2019年8月7日追記)
アクションカムで撮影した動画を見て、僕が常用したい設定は1080P 60fpsとなりました。
この設定がもっとも綺麗で見やすいです。
ではこの設定だと満充電でどのくらいの時間の動画撮影が可能なのでしょう。
説明書には100分と明記されていますが、設定内容によって変動する旨が併記されていてあまりあてになりません。
そこで実際に調べてみました。
主な設定内容を示しておきます。
- ビデオ解像度 1080P 60
- ループ録画 オフ
- 音声録音 オン
- Wifi オフ
- ドライブモードオフ
👇こちらが電池切れまで撮影した結果です。
まず左側の青字①から⑥が電池切れまでに撮影できた映像ファイルです。
①~⑤までの録画時間は全て①12分50秒です。
ドライブモードもループ撮影もオフにしていますが、このように12分50秒ごとにファイルがつくられる仕様となっていました。
最後の⑥だけ録画時間54秒となり、その後に電池が切れました。
②撮影サイズは1920×1080のフルHD
③フレームレートは60fps(表示はより細かく59.94となっていますね)
というわけで計算すると満充電での撮影時間は1時間5分(65分)でした。
目安として「1時間撮影できる!」と考えておけば間違いなさそうです。
あとは電池の消耗状況によって撮影時間は徐々に減少していくのでしょうね。
このあたりもあまり期待しない方がいいでしょう。
それにしても昨日ロードバイクで走行中に盛大に吹っ飛んでアスファルトの地面に叩きつけられたにもかかわらず、その直後から何事もなかったかのように普通に撮影できていることに本当に驚かされます。
またいろいろと気になったことがあれば順次追記していこうと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。