祝 丸木舟で3万年前の渡航再現成功! 

出来事

一昨日こちらで記した3万年前再現プロジェクト、丸木舟での台湾ー与那国島の航海について記しました。

その後どうなっているのか気になっていましたが、昨日(2019年7月9日)のお昼前に、無事に与那国島に到着しました。

このニュースは嬉しかったですねー。みなさんご無事で本当によかったです。

今回のプロジェクトにかかわった方々には心からお疲れさまでしたと言いたいです。

航海中は風が強かったり星が見えなくなったりといろいろ苦難もあったようです。

そりゃあそうですよね。手漕ぎの丸木舟で200キロですからね。

苦難の連続だったのではないでしょうか。

自然の海、時には周りに何も見えない状態で地図やコンパスを一切使わず太陽や星の位置と風や潮の流れから航路を見出して進むなんてよほどの熟練者でなければ絶対不可能ですよね。

今回この内容について感じたことを書き綴ってみました。

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「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」とは?

3万年以上前に最初の日本人が大陸から海を越えてやってきたそうです。

ざっくり言うと、最近になって明らかになってきた当時の航路についての詳細を解明するために立ち上げられたプロジェクトです。

本当に3万年前に台湾から与那国島にやってきたのか?

いきなり全否定につながるような内容ですが、この点はやはり気になります。

なぜなら日本列島は1万年前の縄文海進によって大陸から分離したと学んでいたからです。

ですから3万年前の旧石器時代は台湾と日本はもともと陸続きだったのではないか?

またなぜ台湾から与那国島なのか。この事実を示す当時の舟も発見されていないというではないですか。

うーん、モヤモヤします。

過去には草舟、竹いかだでも実験

このプロジェクトは過去に草舟や竹いかだでも検証しているそうです。

調べてみたところ以下のような内容でした。

  • 2016年 草舟で実験
  • 2017、2018年 竹いかだで実験
  • 2019年 丸木舟で実験
草舟や竹いかだですか。
国立科学博物館の学者さんも参加しているので、当時の史実などからこのような試みを行ったのだと思いますけどここでもちょっとモヤッとしました。
 
歴史的事実は絶対に分からないことを前提にあくまで推測ですが、旧石器時代の人々は航海でこのような草舟や竹いかだは使っていなかったと思います。
当時の人の自然に対する考え方はおそらく私たちの想像を遥かに超えていると思っています。
ニューヨークの自然史博物館や国立博物館で開催された縄文展などを見て、当時の人たちの技術の高さに驚いたものです。
 
実際に実験してみたところ草舟や竹いかだではないという結論になったようですね。
ピラミッドなどを見てもそうですが、当時の人たちがいったいどうやってこんなものを作ったのだろうと驚くような何かだったりしたら面白いですけどね。

今後の発表に興味津々

いろいろ自分の浅はかな思いを書き記しましたが、このプロジェクトにはとても興味があります。

私たち日本人のルーツに迫る内容なだけに今後の検証結果がとても気になります。

今回の実験で何が分かったのか?

今後の活動はどう進められるのか?

引き続き注視していきたいと思っています。

国立科学博物館内に募金箱が設置されています

2019年7月24日、『恐竜展2019』から出口へ向かう途中の国立科学博物館内にこのような募金箱が設置されていました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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