鷹を使った害鳥駆除 駆除の期間、費用など

興味

本日の新聞で鷹による害鳥駆除を行っている会社の記事が出ていました。

鷹匠の存在は勿論知っていますし、東京で鷹による害鳥駆除を行ったニュースなども見たことがあります。

駆除の期間はどのくらいなのか、どの程度の効果があるのか、また費用はどのくらいかかるのか等いろいろ気になったのでサクッと調べてみました。

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『害鳥』及び害鳥の『駆除』

この場合の害鳥というのは、大量の糞で辺りを汚したり、生ゴミを荒らしたり、鳴き声による騒音を発生させる鳥のことで、主にカラス、ムクドリ、ハトなどを言うようです。

この場合の『駆除』というのは追い払うことです。

カラスやムクドリ、ハトは鳥獣保護法という法律法で許可なく捕獲したり殺したりすることが禁じられています。

このため鷹が鳥を狩らないように訓練しているそうです。

勿論人間を襲わないようにする訓練や、街の雰囲気に慣れさせる訓練なども行っているそうです。

鷹による害鳥駆除の効果

空を飛ぶ鷹

先のニュースを見た時も感じたことではありますが、鷹を見た害鳥たちは確かにその時は鷹を恐れて近付かなくなるでしょう。

しかしこれは果たしてどの程度効果が続くのでしょうか?

そこがとても気になりました。

 

鷹による害鳥駆除は、害鳥の本能に訴えるので効果が大きいといいます。

確かに本能に訴えることであそこは危ない、命の危険があるので絶対に近付くのはやめようと感じるのは理解できます。

とはいえカラスは賢い鳥です。

安全だと分かればまたすぐに戻ってくるのではないか?

そんな風に感じたのでこの辺りを調べてみました。

鷹による害鳥駆除期間

鷹のアップ写真

鷹による追い払い期間について調べてみると、ある会社は1週間、またある会社は長くて3か月、またある会社は3か月~6か月となっていました。

このあたりは依頼された内容や予算によっていろいろのようです。

 

また、害鳥が営巣してしまうと巣を守ろうとして害鳥の執着性が増し攻撃的となるので、その前に鷹を飛ばすようです。

そう言えば過去に何回かカラスの集団に追われて逃げ去っていく猛禽を見たことがあります。

これでは全く意味がないですもんね。

営巣した後でもカラスに似せた疑似餌をその場で食べさせることにより、カラスに仲間が食べられていると思わせ駆除するということも行われているようです。

カラスの賢さを逆手にとった方法ですね。

害鳥駆除後のアフターフォロー

木にとまる鷹

長期間に渡って鷹を飛ばして害鳥を追い払えても賢い害鳥たちは危険がなくなったと思えばきっとまた戻ってくるはずです。

長期間に渡り鷹を飛ばし、害鳥を駆除したらその後どの程度効果が持続するかの具体的な明記はどこにもなく分かりませんでした。

この辺りは周囲の環境によって大きく異なってきそうですね。

やはりアフターフォローは必要なようで、どこもきちんと対応されているようです。

害鳥駆除の費用

くつろぐ鷹

これも会社や実施する期間、回数によって異なりますが、いくつかの会社を調べてみたところ1回3万円から、年30回で60万円までいろいろでした。

最後に

夕日を背景に飛ぶ鷹

鷹による害鳥駆除について簡単ではありますが調べてみました。

特に設備や準備も必要なく鷹1羽だけで害鳥を追い払うことができることは簡単でとても良いことですね。

ただ、これはあくまでも今いる害鳥たちを他の場所に追い払うだけですので、また別の場所で害鳥被害が発生してしまうことを考えるとちょっと複雑です。

もう一段踏み込んで数年かけて繁殖を阻止し、害鳥の数を減らすことができればより良いと思いました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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